「忄」…こころ 「生」…生きる ~性教育①~

皆さん、こんにちは。スタッフの宮澤です。

 肌寒いシーズンを迎えるころから、
私は、小・中・高校生への
✨✨より良く生きるためのこころと体の授業✨✨
というテーマで
「いのち、体、こころ」「性教育」「ライフデザインセミナー」
の出前授業に伺う機会が増えます。
今年は、念願だった「男の子の体の話」も取り入れた性教育に関する講演会を
保護者対象に開催できます。
女の子向けの月経教育はされることが多いですが、
男の子の精通に関しては、なぜ起きる、どのように受け止めて、
どう過ごしていいのか、悩んだ時にどうしたらいいのか、
自慰行為とは、と踏み込んだ話までは、できていないのが現状のようです。
「家庭内でオチンチン話(←大切なテーマなので、真面目な気持ちで、言葉を使用します!)をしてください」
…と言われて…はて、何をどのように?
母親の立場から言えば、
「自分には精通経験なし」
「夫に任せていいものか。夫も、きちんとした話は聞いたことがあるのだろうか?」
と相談されることも多いので、小児科か泌尿器科の医師と講演会をしたいと考えていました。
今回は、健和会病院長で小児科医でもある和田浩先生にご賛同いただき、
学校保健協議会での講演会が実現できます。

 お子さんが幼い頃は
「ねぇ、お母さん。見て、見て!」
「聞いて~!」
「お父さん、遊んで~。」と、
そばにいることが多いです。
たくさんの抱っこ、声かけ、遊びを通してこころの安心が得られると、
次は「自分で」行動したい、
悩みの打ち明けや遊びは、友達や恋人としたい、
横のつながりを求めるようになります。
「お母さ~~ん?」が「クソばばあ(…聞き間違いかと願いたい( ;∀;))」「お父さん」が「うざい(臭い)」(…失礼な表現の数々をお許しください( ;∀;))
と変化したら、「ヒョエ~~~!」と驚き、
イラっときたりするかもしれません。
一見わかりずらいですが、
「自分は愛されているから」
「親から愛情をもらったから」
というココロの土台ができることで、
反抗できている…という考え方があります。
実は、クソばばあも、クソじじいも、言われたら
「よっしゃー!子育て順調☆彡」だったりします。
(どういうこと?もっと詳しく知りたい~という方は、宮澤にお声掛けください。)

保護者皆様からは
「思春期はイライラすることが多いのか?そんな時、子どもとどう接したらいいのか」
「性教育とは、どういうものか、いつから、どんな内容で話したらいいのか」
といった質問をいただきましたので、
医学・学校教育・カウンセリング・子育て論などを融合させたお話をお届けする予定です。
知識的なことよりも、保護者皆様の気がかりをシェアしたり、
大人の自己肯定感が高まる時間になればいいな~と願って、
皆様との気持ちのキャッチボールを味わってきます。
講演会の様子は次回報告させていただきますね(#^^#)

~~性教育には正解はありません~~

「忄」・・・こころ 「生」・・・生きると書いて「性」。
自分のこころと向き合って、正直に生きることが性の本当の意味です。
相手のいいところも、そうでないと思うところも含めて受け入れる。
そのためには、まずは、自分のいいところも、そうでないと思うところも含めて、自分を受け入れることが大事です。
そんな話を、心地よく話せる相手がいてくれるだけで幸せですね。