「忄」・・・こころ「生」・・・生きる~性教育②~

生きてるだけで100点満点

 皆さん、こんにちは。スタッフの宮澤です。
朝晩の冷え込みの中にも、日中の暖かさがあり少しずつ春の訪れを感じる今日この頃ですね。
季節の変わり目を、どうぞご自愛くださいませ。

前回のくま通信第49号で話題にあげた、
健和会病院長で小児科医でもある和田浩先生、開業助産師の萩元聡子さん
養護教諭の先生との、小学生の保護者皆様向けの「思春期のお子さんとの関わり方」についての講演会(シンポジウム形式)が、無事に終わりました。
保護者皆様から事前アンケートでお子さんに関する心配事・知りたいことを聴取し、
それに答えつつ、和田先生より思春期レクチャーあり、各演者からのメッセージありと充実した時間でした。

 萩元助産師からは
「どうか、これだけはお願いです。お子さんに
”あなたなんて産まなければよかった”・・・
この言葉だけは絶対に言わないでください!」と、
思いのこもったメッセージがありました。
一瞬、会場が静まった後に、和田先生から
「ただね、親も完璧な人はいないんです。
仕事も育児も、毎日がんばっている人が多いです。
子育て中は、言ってはいけないと分かっていても、
子どもを悲しませてしまうことを言ってしまう切羽詰まることは誰にでもある。
親、特にお母さんという人だけに子育ての責任を負わせることがないよう、
まわりも理解・サポートしていくことが大切なんです。」と、
温かな気持ちを添えてくださいました。
いろいろなことを考える機会でした。

 5歳ぐらいのお子さんは
~~うんち・おしっこ・チンチンネタ~~に興味津々です(笑)
こら~~!!そんなことを口にしない!ダメ!・・・
と言えば言うほど言いたくなると言いますか・・・( ;∀;)
「ねぇねぇ、ボクはどこから生まれてきたの?」
「お父さんとお母さんの体はどうして違うの?」
「女の子は、立っておしっこしないの?」
こんな感じの質問を受けた時が性教育を始める時期としてお勧めのときです。
ただ、何を、どのように話してあげていいものか、
誰が、いつ、どんな風に???
これが、親御さんの正直な思いだと思います。
~~性教育には正解はありません~~
「べき論」でもないように思います。
現代は、女性の就学・就業率も高くなりました。
女性の結婚平均年齢29,4歳 
平均出産年齢第一子:30,7歳 
第二子:32,6歳 
第三子:33,6歳 
性教育を長い視点から考えて、
その人にとっての健康や幸せにつながるものにしていきたい✨というのが、
私の願いであり、この先も情熱を注いでいきます。
また、どこかで、お話しましょう(^^)/