赤ちゃんの成長②(4ヶ月~6ヶ月)
皆さんこんにちは、スタッフの飯塚です(*^^*)
7月から猛威を奮っている新型コロナ感染の第7波について諏訪中央病院の玉井先生がとてもわかりやすく解説しておられますので良かったら参考にしてみてください↓
今回は赤ちゃんの成長スケジュールの第2弾をお伝えしたいと思います。
第2弾は、4ヶ月ころから6ヶ月までの成長スケジュールです。
※赤ちゃんの成長には個人差があります。
成長スケジュールはあくまで目安ですのでスケジュール通りに行かないこともあります。
参考程度にしてくださいね。
生後4ヶ月
<昼と夜の区別がつく>
赤ちゃんの日中起きている時間が少しずつ長くなってきます。
生活リズムを整える時期ですので、赤ちゃんとの過ごし方も日中は日光浴や散歩などで外の空気に触れて刺激を与えると良いです。
<夜の睡眠が長くなる>
生後4ヶ月ころになると夜にまとまって寝られるようになってきます。
平均3〜4時間連続で寝る子が多いです。
長いと6時間ほど寝る子もいるそうですが、この時期はまだまだ個人差が大きいので、睡眠時間の長い短いは気にせず、赤ちゃんの体調に問題がなければ、様子を見て良さそうです。
<なんでもなめる、誤飲に注意>
この頃の赤ちゃんは好奇心が旺盛になってきて、何でも口に入れて情報を得ようとします。
直径38mm以下(トイレットペーパーの芯が直径38mmくらい)のものは赤ちゃんでは誤飲の危険性があります。
とくにボタン電池の誤飲は電池の形状による窒息以外に電池が粘膜に張り付き化学熱傷を起こしてしまうことがあり大変危険です。
ボタン電池の扱いには十分気をつけてくださいね。
誤飲の可能性のないおもちゃなどは、大人が様子を見ながら赤ちゃんにナメナメ、チュパチュパさせてあげると良いですね。
<興味のあるものをつかもうとする>
生後4ヶ月の頃から徐々に興味のあるものをつかもうと手を伸ばします。
この頃の赤ちゃんはまだ握力が強いわけではないため、物をつかむのは難しい事が多いです。
<たそがれ泣きや夜泣きが強くなる>
この頃になると、一般的にたそがれ泣きが起きてきます。
たそがれ泣き自体ははっきりとした原因がわかっいませんが、
「一日の疲れが溜まって起きている」、
「自律神経の調整が成長途中のためにうまくいかない」、
などが関係しているのではないかと言われています。
※たそがれ泣きや夜泣きが強くなり困っている時には、当院にて取り扱っている小児はりと心音治療が効果を発揮します。
赤ちゃんへ心音治療をすることにより、お母さんのお腹の中にいる時の記憶が蘇り赤ちゃんが安心します。
そして、小児はりを行うと身体の緊張が緩和されてリラックスできるようになります。
赤ちゃんが安心やリラックスできるとたそがれ泣きや強い夜泣きが柔らかくなり、徐々に泣く回数が減ってきます。ぜひお試しください。
生後5ヶ月
<寝返りをはじめる>
生後5ヶ月ころになると寝返りができるようになる子もいます。
首や手足をよく動かせるようになります。
この時期は力が強くなる時期でもあります。
<スパウトマグやストローマグを使い始める>
5ヶ月ころからスパウトやストローの練習を始めるお子さんが多いようです。
ストローを使って飲み物を飲むことができれば、外出先の水分補給がしやすいメリットがあります。
また、唇の力がついてくるので、舌で歯を外側に押す力と唇で歯を内側に押す力のバランスが良くなり、歯並びが良くなると言われています。
<くすぐると声を上げて笑う>
生後5ヶ月ころになると赤ちゃんをくすぐると声を上げて笑うことが多くなってきますが、誰にでも声を上げて笑うわけではありません。
赤ちゃんが安心感をもてて、信頼できる人に対して笑って反応しているようです。
身近な人だからこそ安心して笑ってくれているのですね。
また、この頃の赤ちゃんは少しずつ遊んでいることを認識できているそうです。
生後6ヶ月
<6ヶ月検診を受ける>
6ヶ月になる頃に赤ちゃんの成長や発達の状態を確認する検診があります。
6ヶ月検診では身体測定や寝返り・お座りができるかどうか、おもちゃへの関心、離乳食の状況を診ています。
<よだれが増える>
よだれは通常5ヶ月ころから6ヶ月ころに増え始めます。
よだれは消化機能が整ってきている証拠です。
また、赤ちゃんの口を閉じる力がついてくるので、よだれはたれにくくなります。
おおよそ1歳半くらいになれば、よだれがたれることを気にする事は少なくなってきます。
<短時間ならおすわりができる>
おすわりは首が座る頃から始まります。
6ヶ月頃のおすわりを始めたては、手を前について少し座っていられる状態です。
<寝返りが上手にできる>
6ヶ月頃になると寝返りがさらに上手にできるようになることが多いです。
赤ちゃんによっては寝返りで横移動できる子もいます。
<離乳食が始まる>
離乳食は5ヶ月〜6ヶ月ころから始めるのが良いとされています。
離乳食の開始時期は諸説ありますが、肝心なことは赤ちゃんの体の準備が整っているかです。
- 首がしっかりすわっている
- おすわりができる
- 食べ物に興味を示す
- スプーンなどを舌で押し出さない
上記のことがしっかりできているようであれば、(米)おかゆ1さじから離乳食を始めて見ると良いです。
<腰が座れば抱っこ紐でおんぶできる>
腰が座ってくると抱っこひもでおんぶをしてもグラグラしなくなり状態を安定できるようになってきます。
<下の歯が生え始める>
6ヶ月ころに歯が生え始めてきます。
まずは下の歯2本から生えてきます。
歯が生えてくる頃は赤ちゃんの感覚ではぐきがむず痒く感じ、よだれが増える、場合によっては機嫌が悪くなる赤ちゃんもいるようです。
<人見知りが始まる>
一般的に赤ちゃんの人見知りが始まるのは生後6ヶ月〜8ヶ月の頃からと言われています。
赤ちゃんの人見知りは個人差がありますが、人の顔や表情が見分けられるようになってきた、感情が成長してきて好奇心・恐怖心がわかるようになってきた為だと言われています。
人見知りが始まったということはしっかりと成長している証拠でもあります。
いかがだったでしょうか(*^^*)
ご紹介した赤ちゃんの成長スケジュールは一つの目安として参考にしてくださいね。
成長は人それぞれ、平均からズレていても何ら問題ありません。
元気で、よく食べ、よく寝て、排泄が順調であれば、ちゃんと成長している証です。
焦らずにその子のペースで、お母さん、お父さんはお子さんを信じて見守ってあげましょう!