赤ちゃんの原始反射
皆さんこんにちは(^^)スタッフの飯塚です
桜も散り始め、なぜか急に寒くなり、なんだか戸惑いますね…(^^;)
4月から新しい生活が始まる方も多いかと思います。
今回は赤ちゃんの原始反射について調べてみましたので、ご覧くださいね\(^o^)/
まずは、原始反射とは何でしょうか?
“原始反射(げんしはんしゃ、英: primitive reflexes)とは、幼児が特有の刺激に対して示す、中枢神経系によって引き起こされ
る反射行動のことである。 この反射は、子供が成長して大人になり、前頭葉が発達する過程で失われていくものである。”
出典:Wikipedia より
原始反射の反射中枢は脊髄・脳幹にあります。
前頭葉の発達とともに原始反射は消失していきますが、バビンスキー反射(病的反射)は1歳くらいまでは抑制系ニューロンが発達していないため正常でも現れます。
原始反射が出現しない場合や、大人になってからも見られる場合は、原始反射の異常発現として病気の診断の手がかりになります。
しかし原始反射の診断は、判断が難しいものもありますので、まずは専門家に相談した方がいいでしょう。
原始反射の代表的なものを表にまとめました。
出典:メディックメディア 病気が見えるvol.10 産科 第二版より
いかがだったでしょうか?
こうやって見てみるといろいろな反射がありますね。
なぜこのような原始反射が出現するのか、はっきりわかってないところもあるようですが、胎内の無重力環境から重力場で生きていくうえで必要な動きなのかもしれませんね。
脳の発達とともに、これらの原始反射を消失させて成長していくところに
「私は自分の意志で生きていくんだ!」
という覚悟を感じます(*^-^*)
なんらかの刺激が原始反射を出現させている現象から、当院で行っている小児はりや心音治療の刺激の入力も、なにかしらの反射を起こしているのではないかと推測します。
身近に赤ちゃんがいる方は、赤ちゃんに嫌がられない程度に試してみてはいかがでしょうか(^^)