コロナさんの本当の正体は!?どう対応していくか!?
皆さんこんにちは。院長の熊谷です。（今日は3月8日）
新型コロナの感染に伴い、生活が大きく変化し、様々な制限を余儀なくされていますね。
今後の見通しも不透明なだけに不安もいろいろとあるかと思います。
今までにないことだけに慎重に、冷静に対処していかないといけないと感じています。
今一番必要なことは、急激な感染拡大の防止、新型コロナウイルスの性質を十分に理解すること、自分達でできる感染症対策の徹底、想定外の出来事が起きた時に一番大事なことは何なのか考えることではないかと思います。
今わかっている新型コロナの性質は、
・インフルエンザに比べて潜伏期間、治癒までの期間が長い傾向がある
・感染の力はインフルエンザに比べて低いのではないか
・致死率は現時点でのWHOの推測では3.4％くらいで季節性インフルエンザの0.01％程度よりかなり高いのではないか（インフルエンザも種類により致死率は違う）
・感染経路は飛沫感染、接触感染が主である（エアロゾル感染も指摘されておりますが。。。）
・肺炎になりやすい
・子どもは感染しても軽症か無症状で、重症化、死亡に至る人は高齢者、持病がある方がほとんど
などと報告されています。
とにかく今は死者をいかに減らすかが最大の課題と考えられています。（政府は東京オリンピックが開催できるかどうかが最大の課題かもしれませんが…）
まずそのためには急激な集団感染を起こさないことが一番のようです。急激な集団感染により医療機関が対応できない状況が死亡率を高めてしまう可能性が高い為です。
ある程度感染が広まることは致し方ないと考えている専門家は多いようです。ゼロにすることは簡単でないのでとにかく緩やかにと・・・
様々な報道、ネットの情報により混乱している方が多いかと思いますが実際にインフルエンザに比べてどうなの？というところが気になるところかもしれません。
正確な感染力、致死率というのは、その地域の衛生環境、医療体制、検査体制などによりかなり誤差があるかと思います。
中国においては約80,000人感染し、3,000人亡くなったと言われています。正確な数字かどうかは不明ですが致死率は3.75％程度になります。
日本においては3月7日現在407人感染し、6名亡くなったと報告されています。（クルーズ船感染者は除き）致死率は1.5％程度となります。
日本において近年のインフルエンザ感染者数は年間1000万～2000万人程度で死亡者は3,000人くらいと報告されており、おおよそ致死率は0.02％くらいではないかと言われております。ただ高齢者においては30倍くらいの差はあるようです。
現在において新型コロナにおける正確な致死率を導き出すことは難しいところだとは思いますが、世界と比べた日本の医療体制を考えるとWHOが推測している致死率3.4％より下回るのではないかと思います。他の国の感染拡大と比べると日本はとてもいい対応をしていると言えるかもしれません。
今のところ検査体制が十分でないのでなんとも言えませんがインフルエンザ以上の危険性がある可能性はあります。
ちなみに30年間で交通事故で負傷する確率は24％で、死亡する確率は0.2％、年間3200人くらい亡くなられているそうです。航空機事故で死亡する確率は0.002％だそうです。
単純な比較はできませんが、道路を歩いたり自動車に乗ることと、インフルエンザ感染と、新型コロナ感染、それぞれに対する恐れ方がどうも違うように感じます(^^;)
あと日本における年間の自殺者数は約20,000人だそうです。
感染症対策による経済の衰退、過剰な恐れを煽るメディアの報道など、恐れのスパイラルが心を病み、自殺者の増加につながらないといいのですが・・・。
話がそれましたが・・・とにかく「正しく恐れ」「冷静にビビり」「自分のできることにしっかり取り組む」ことが重要だと感じます。
何事においても根拠のないポジティブが一番危険ですから(^^;)
最終的に新型コロナさんでなくなるかどうかの一番のポイントはその人の健康状態、免疫力でしかないということになります。
自分の健康は自分で守る覚悟が今後さらに重要になってくるでしょう。
いくら国に文句を言ってもあなたの健康を国は保証してくれません。
当院の治療理念の一つに「病の本当の意味に気づいて頂くことで、患者さん自身の自然治癒力を引き出すように心がける」という理念があります。
「ただ症状を抑えるだけの治療でなく、本当の健康についてもっと考えていかないといけない」というコロナさんからメッセージを受け止め頑張っていきたいと思います。
私は過剰な「恐れ」を手放すために、新型コロナウイルスの事を「コロナさん」「コロちゃん」「コビットくん」なんて読んであげています。
相手も悪者扱いされるときっとご機嫌を損ねると思いますので、愛着を持って関わってあげると大人しくしていてくれるのではないかと(^^;)
この過剰なまでの「恐れ」をどう「愛」に変え、自分自身、家族、地球環境に生かしていくかが大きな課題ではないかと思います。
今この「コロナショック」を今後の自分にとってプラスに変えれるかどうか試されていると思って、立ち止まり、考えつつも動いていきましょう！
