状況が好転する「魔法の言葉」
こんにちは!スタッフの宮澤です。
長野県全体にコロナが流行し、不安や緊張が増していますね。
今まで通りに感染予防し、栄養、睡眠をとり、できるペースで体を動かし、健康に過ごしていきましょう(o^^o)
くま通信62号に書いた記事の完成版です。
友人から「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という本をプレゼントしてもらい、著者の五日市 剛先生の体験談をわくわくドキドキしながら読みました。
最初に読んだ時から何年か経ちますが、読み返し改めていい本だと思います。
本の内容は、五日市先生が大学院生の時にイスラエルへ一人旅した経験談から始まります。
当時の五日市先生は、人の欠点ばかりに目がいき、その欠点を毒ある言葉で指摘し相手を傷つけ、周囲とのトラブルが絶えない日々から逃避したくイスラエルへ行ったとのことでした。
ところが旅行先でも飛行機の遅延、財布の紛失、詐欺被害で持参金のほとんどをなくしてしまうというトラブルが起きます。
そして悪いことは更に重なり、イスラエルでは数十年ぶりの大寒波で軽装の五日市先生が凍えながらホテルを探すものの空いているホテルもなし・・・。
寒い夜道をトボトボ歩いていると、ユダヤ人のおばあさんから「私の家に泊まりなさい。」と優しく声をかけられ、躊躇しながらも勇気を出しておばあさんの家に泊めてもらいます。
疲れ果てている五日市先生に、おばあさんは温かいスープをふるまった後、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を教えてくれました。
その言葉とは
「ありがとう」 と 「感謝します」 です。
月並みなことばに、五日市先生は拍子抜けし、「そんなことは誰だって言ってますよ。」と不満を漏らします。
しかし、おばあさんは「でも、言えているようで、なかなか言えていないんじゃないかな。」と答え、「ありがとう」「感謝します」の 特別な使い方 について教えてくれます。
1. 嫌なことがあったら「ありがとう」と言うこと。
2. 逆にいいことがあったら「感謝します」と言うこと。
いいことがあったら「感謝します」は、自然です。
しかし、嫌なことがあったら「ありがとう」はどうでしょう??
イスラエルのおばあさんの教えは
「嫌なことがあると、嫌なことを考え、また嫌なことが起きる。
そんなときに“ありがとう”を言うと、不幸の連鎖が断ち切れる。
このことを忘れずにいたら、未来がガラッと変わっていく。」とのことです。
また、“ありがとう”を口にするのは、つらい時やピンチの時に「すぐに」言うこと。
時間が経てば経つほど魔法の効果がなくなってしまう。
「感謝します」は、嬉しい時、楽しい時に素直に言うと、またそう言いたくなるようなステキな出来事が訪れる。
もう一つ、「感謝します」の使い方で、大切なこと。
それは、こうなりたいという願いがあるとき、願いが叶ったことをイメージして
「○○になりました!感謝します」
と言うことで、願いが叶いやすくなるとのことです。
五日市先生は、これらに加えて、「ツイてる」といつも前向きに言い続けて、マイナスの言葉を使わなくなったところ、本人を取り巻く状況が一変し、あらゆることが好転し、学業も、仕事も、恋愛も、金運も人間関係もツキっぱなしになったという実話です。
この体験話は、今から15年以上前に、口づてで、コピーで、インターネットで、と五日市先生自身が知らないうちに世の中に急速に広まり、スポーツ選手、オリンピックメダリスト、患者さん、老若男女いろいろな方が共感し、ことばを大切にし、状況が好転していったというエピソードがたくさんあります。
五日市先生の体験談をしっかり読みたい、先生の著書を読みたいという方は、検索してみてくださいね。
「ありがとう」「感謝します」の素晴らしさを知りつつ、仕事や家庭、人間関係などで
マイナス感情をもったり、グチグチ、チクチクことばが出てしまう時があります。
(オーバーワークの時や、家族のことは感情が揺らぎやすいです( ;∀;))
そんなときは、一旦、タイムアウトして(その場から離れて)、全身伸ばして、深呼吸を繰り返し
「キャンセル!」「キャンセル!」 と繰り返します。
♪じ~~んせ~い、ら~くありゃ~~、く~~もあるさ~~♪
「難が有る」で
「有り難う:ありがとう」
眉間を開いて、目尻を下げて、口角上げて
とびきり笑顔でたくさん言っていきましょう(^○^)
そんな気持ちになれない、無理!!っていう時は
こころのモヤモヤを吐き出して、泣けたら泣いちゃって、
少し落ち着いたらちょっとしたときに「有り難う」です。
こころがぐちゃぐちゃな時は、自分で自分の体を撫でながら「有り難う」「有り難う」「大丈夫だよ」「大丈夫だよ」「つらいね」「悲しいね」「よくがんばったね」「もう、十分だよ」
「もう、我慢の限界なんだね」
セルフラブしてあげてください(*^-^*)
友人がこんな体験談を話してくれました。
友人のお母さんが、脳の病気になったときのお話です。
普段元気で明るいお母さんで、大きな病気の経験がなかったので、ご本人もご家族もとてもショックを受けました。
近隣の病院を受診し治療を受けようとしましたが、主治医から淡々と病気や治療の説明をされ、ただでさえ不安でたまらないところ、安心できる言葉かけもなく、その治療法でいいのか悩み、治療を受ける決断がつかなかったそうです。
そんなときに、知り合いから、遠方の病院ではあるけれど、じっくり話を聴いてくれて治療法を一緒に考えてくれる医師がいるので、セカンドオピニオンとして相談に乗ってもらうのも一つの選択だと教えてもらったそうです。
友人と友人のお母さんは、その医師に会いに行きました。
そこでは、今までの経緯、現在の病状、本人やご家族の気持ちをしっかり聴き不安な気持ちに寄り添ってくれました。
その先生を信じ、その病院で治療を受けることになりました。
お母さんは、病気を抱えながらの生活になったため、以前に比べると、体調が悪い時や落ち込む様子が見られることもありました。
しかし、お母さんは、治療のためにその先生に会いに行く日は決まって笑顔になり、泊りがけで行く治療も「先生に会うと元気が出る。」と楽しみにされていたようです。
先生は、お母さんと娘さん(私の友人)に、よく、こんな声をかけてくれたそうです。
「○○さん、病気になることは大変です。ならないに越したことはないです。
しかし、この大変な中でも、病気になったからこそ、本当に大切なものがわかることもありませんか。
こんな機会もなければ、自分のための時間をもてなかったかもしれません。
娘さんとも、ゆっくり過ごすこともなかったかもしれません。
治療のためだけに遠方まで通うのではなく、体調と相談しながら、何か美味しいものを食べたり、見たいものを見たり、会いたい人に会ってみるのもいいですよ。
病気になることは悪いことばかりじゃないですから、いいここと探しを一緒にしてみましょう。」 と、笑顔で接してくれたそうです。
友人のお母さんは、旅立たれましたが、何年か経った今でも、その医師からかけてもらったことばと笑顔。
何よりお母さんが治療に行く時は、とても嬉しそうだったことを、友人はよく思い出すそうです。
どんな薬よりも、先生のことばと笑顔で救われたと思うと話してくれました。
こころにしみるお話です。
笑顔や優しいことばは、こころを癒してくれますね。
物事が好転するきっかけは、「物事の受け止め方の変換」「いい言葉を使う」「笑顔」です。
ご飯が食べれた。「ありがとう」
久しぶりに友達に会えた。「ありがとう」
今日、無事に終わった。「ありがとう」「感謝します」
日常のちょっとしたことにあふれる ありがとう を感じられますように(^○^)
うまくいってます!
順調です!バッチリです! って、先に言っちゃいましょう♪♪♪