【つわり】の軽減に鍼灸治療を!

こんにちは。助産師スタッフの宮澤です(*^^*)

長い梅雨が明けたら、一気に暑さが来ましたね。

「咳」風邪、「胃腸の不調」「神経痛」「慢性疲労」など

いろいろ体調がおつらい方が多い気がします。

皆さま、ご自愛くださいませ。

先日、あるママさんとお話をした際に

「私は、妊娠中ずっと吐きっぱなしでした。

 きつかった~~~。

 ついこの間、つわりに鍼灸治療が効くと聞いて、

 もっと早く知っていたら、鍼灸試したかった~!。」とおっしゃっていました。

妊娠中ずっと嘔吐が続き・・・

お産を終えて、分娩台で休みながら

「おにぎり食べた~い!」なんていう方もいらっしゃいます。

これをすれば、つわりが出ない!という、

誰にも効果バッチリな【秘法!?!?】があれば、

惜しみなく伝授したいところです。

ただ、

つわりが出ることで、赤ちゃんの脳や神経器官が

形成される大事なときを、体を休めようとしているところもあります。

つらいとは思いますが、何の手を貸りてもいいので、

なんとか過ごせることを願います。

【つわりを完全に治す】治療は、今のところ確立されていませんが、

鍼灸治療は、つわりの症状を軽減することができますので、

ご自身や、奥さん、ご友人など、つわりで困っている、

病院に相談しても「様子をみてください。」と言われるだけで、毎日がつらい、

仕事もある…

上の子のお世話もある…

なんとかしたい~~!!

という方は、鍼灸治療をお試しいただくのもいいと思います。

鍼灸治療の様子を見ていて感じるのは、

パソコンのデータを見ながら

「○○」疾患の○○さん・・・と、診察を進めることが多い!?

病院での診断・治療とは違って

体のこと、こころのこと、生活のことなどを

ゆっくり、じっくり聞き取り

治療を進める 「人が人を診る」ことで、

患者さんに「自分のつらさを受け止めてもらってえた」という

安心感が生まれ、

安心できることで、

その人自身が、自分の気持ちに向き合ったり、

体の状態が好転していくきっかけをつかめたり、かなぁ・・・ということです。

つわりは、妊婦さんにはよくあること、でしょうが

「当たり前」と言われてしまうと

ちょっとした愚痴も不安、不満も口に出せなくなってしまいます(;O;)

気持ちを吐き出す場所があるだけでも違うかなぁ、と思うので、

ちょっと休みに~~~という気持ちで、いつでもご連絡くださいね。

この症状には、このツボ・・・と

調べることはできますが、

体専門家の鍼灸師を頼り、

今の自分の体調改善にピッタリな 【自分のツボ】を探ってもらい、

セルフケア法を教えてもらう、

または、

治療してもらうが、より安心です♪

ツボ療法は、1回だけ押して(お灸をして)良くなるものではなく、毎日少しずつ

繰り返していきことで効果が表れます。

妊娠中を、少しでも、ホッと過ごせたら、と願います。

【参考データ】「出産準備教室」東洋医学を取り入れた妊婦さんの体づくりとセルフケア

       (医歯薬出版下部/辻内 敬子著)

【つわりに対する内関(ないかん)の指圧の効果】

女性の一生を応援するプロジェクト