女性のストレスを楽にする【後編】

young female millennial crying while lying near anonymous best friend

後半はストレスを楽にする対処法について考えていきたいと思います。

【ストレス解消法】

~こころと体はつながっています~

ストレスを受けると体はこころを守ろうとして丸まった体になりやすいです。

深呼吸でリラックス

深い呼吸をする前に、まずは、手首をブラブラ。足首をブラブラ。

肩を軽く上げ下げして、背筋を伸ばしていい姿勢を意識することが大きな呼吸ができるコツです♪

家事、デスクワークの合間に、ほんの少し手を休めて大きく深呼吸。

体側(わき腹)~体全体を伸ばしてリフレッシュ

机に座った状態で両手を伸ばして体側:たいそく:わき腹を伸ばすのもOK。

立って、左右の体側を交互に伸ばすのもOK。

考え方をちょっと変えてみる

◆仕事編◆

①一人で多くの仕事を抱えないようにする

自分の体は一つ。就労時間にも限りがあります。

断りきれず抱えた仕事は、うまく進めることができないとミスが増えさらにストレスが増します。

「全部を完璧に、自分一人でがんばる」

         ↓

「できないことはできないと相談する」

「仕事量が減らせなかったら、仕上げる期限を延ばす相談をする」

②集中する時間と、短時間でも目と手を休め深呼吸する時間を作る

 オンオフの切り替えをつくり作業効率を上げる

③仕事に優先順位をつける

仕事量が多く、何から手をつけていいのかわからないだけでも、精神的な余裕がなくなります。

仕事内容を箇条書きして、優先順位を考えてから仕事を始める。

◆家庭編◆

①「完璧でなくてOK」宣言を、自分で自分に言ってみてください。

仕事も家事も子育ても女性が行う比重が高くなると、ほとんどの場合が、

奥さんの旦那さんへのイライラが募ります。

(医療機関・地域・子育てサークル・女子会など20年以上、子育て世代の女性達の声をよ~~~く聴いてきましたが、この話題はとにかく多いです。この手の話は、各家庭のルール、夫婦関係、女性自身の考え癖、ジェンダーなど様々な因子も関連するので、またどこかでお話します。)

これも個々の考え方がありますので一概には言えませんが、

旦那さんやお子さんからのリクエストとしては、奥さん(お母さん)が不機嫌さをまき散らしながらご飯を作るくらいなら、ご飯はデリバリーで済ます・お弁当を買ってくるでもいい時があるようです。

・・・ただ、女性の立場からすれば、そもそも、どうして家事・育児の役割分担が男女で違いすぎるのか、「やって当たり前」が日常化していて感謝も労いの言葉もないというのが、根本的なイライラのもとということもよくあります(-_-;)

②いい意味の「良い加減」家事方法を試してみる

インターネットで

「家事を楽にする方法」「共働き 家事を楽にする方法」などで検索してみてください。

 動画もあります。いいと思う方法を試してみるのも一つです。

鍼灸治療で心身リラックス

鍼灸治療は、鎮痛作用や自律神経の調整による内臓の活性化・免疫作用を高める効果があります。

家事や仕事のストレスに加えて、パソコン使用による眼精疲労や長時間同じ姿勢をしているために起こる疲労があります。

また、月経前後・産前産後・更年期近辺の何とも言えない不定愁訴(体が冷える、食欲の増減が激しい、ぐっすり眠れない、気分のムラがある、肩こり・片頭痛・腰痛・月経痛など痛みを抱えてつらい など)こういった症状も

 ~病ではなく「人」をみる~ 鍼灸治療が効果あります。

「身体」の調整+「こころ」の調整。

1対1で、じっくりゆっくり心身に向き合うことは、鍼灸治療が得意とすることです。

体の不調相談+身の上話を聞いてもらうと、気持ちが楽になります。

その他のストレス発散法あれこれ

◆話の聞き上手な人に愚痴を聞いてもらう

◆美味しいものを食べる

◆お酒を飲む

◆眠る

◆好きな香りをかぐ(アロマなど)

◆運動する

◆YouTube・ドラマ 好きな動画を見る

◆ゲームをする    

◆運転中~家で歌う  など

イライラが爆発しそうで、イライラ発散法を試したところ、更にイライラが悪化した!?と感じたら、解決法を変えてくださいね。

例えば)・「疲れた時は甘いもの」と聞いて、甘いものをたくさん食べたら、肌荒れがひどくなって悲しかった。

 ・お酒を飲んでいるときはハイテンションになれるけど、酔いが冷めたり、翌日仕事に行くと急に落ち込む。

 ・ネットショッピングで買い物すると気分が良くなるけれど、毎月の支払いが追いつかなくなった   など

「暴飲・暴食・買い物」も、時にはしたくなります。「あれはダメ」「これもダメ」だけどしなきゃ

いけないことだらけ・・・と思う状況時は、欲求を満たしてあげてください。

欲求が少し満たされたら、そっと自分に問いかけてみてください。

「本当は言いたいことがあるけれど、相手の機嫌を損ねたくなくて言えないことはない?」

「お母さん(奥さん)は、どんな時もおおらかに笑ってないといけないと思っていない?」

「まわりの人はできているのに、自分はできないダメな人間と思っていない?」

「もう、何もかも全部放り出したい!って気持ちになることがある?」

イライラの根っこには、悲しい、苦しい、助けて、体が疲れた、眠れていないなど、こころや体のピンチが潜んでいたりします。

イライラは、自分探し・自分理解のための大事な感情です。

発散法あれこれを試しつつ、

イライラが教えてくれる自分の本当の気持ちにたくさん出会えますように・・・